老後レス社会
待ち受けるのは暗黒の未来か――今から19年後、日本の人口は65歳以上の高齢者35%を占めると推計されている。
社会保障費が増大する一方で、労働力不足は深刻化。
それが「2040年問題」だ。
政府は「一億総活躍」と称し、高齢者の就労促進を謳うが、そこには公的支援を抑えようとする意図が透けて見える。
70歳を過ぎてもハローワークに並ぶ。
もはや「悠々自適の老後」はなくなった。
死ぬまで働かなければ生きていけない「老後レス社会」が到来する。
未来の日本はディストピア(暗黒の世界)なのか。
朝日新聞本紙と朝日新聞デジタルで好評を博したシリーズに、新たな取材による加筆を全面的に施し、「老後のなくなった日本の現実」と、避けられない未来をどう生きるかを考える。
高齢者はもちろん、高齢者予備軍必読の1冊!
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