誠実に生きてきた妻がなぜ逝ったのか。<br />そんな問いと、悲嘆からの超克を胸に、著者は七十歳を超えて僧界に入る。<br />西洋・東洋思想、戦国武将、軍人……。<br />様々な文献を読み解き、死とは何かと向き合っていく。<br />長年自衛官として勤め上げた著者が、亡き妻に捧げる入魂の一冊。<br />