中堅建設会社が実践する「家計簿経営」
著者である西田芳明社長は、父・貞雄が1968年に創業した進和建設工業株式会社を、35歳のときに2代目社長に就任した。
社長就任時に、「社長として最優先すべきは絶対に会社は潰さない、社員を幸せにする。
次にお客様と取引先を大事にする」という誓いを立てる。
この誓いが後に会社の「基礎理念」になった。
「あのカリスマ経営者である稲盛和夫先生がつね日頃から言われている『無私、利他』」の心で経営を続けてきました」と、西田社長は語る。
就任後、事業拡大をはかり、賃貸マンションおよび住宅の設計・施工、不動産コンサルタント・管理の事業を行う関連会社4社を抱える。
年商も43億円の会社に成長した。
本書では、「高収益事業」になるための経営実践の仕方について具体的に解説している。
【著者紹介】西田芳明(にしだよしあき) 進和建設工業株式会社 代表取締役1951年大阪府堺市生まれ。
1987年4月に2代目進和建設工業代表取締役に就任。
その経営姿勢は、盛和塾塾生として稲盛和夫塾長の教えを具体的な経営手法に落とし込み、高収益事業を実現させている。
その一方で、自らの使命は「人づくり」にあると感得。
経営理念を見直すなど、社員の価値観を高める教育にも積極的に取り組み、世の中に役立つ人づくりを目指している。
さらに、その熱い想いは社内だけに留まらず、業界はもちろん、就活学生といった外部の人々を対象にするものへと進化している。
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