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危機の向こうの希望

【内容紹介】今こそ、新しい世界観・価値観に基づいた「環境立国」へ――。
かつて環境技術の先進国として世界をリードした日本が、今日、欧州各国のみならず新興国の後塵を拝し、そのポテンシャルを発揮できていないのはなぜか。
行政官として27年、NPOの主宰者として27年。
50年余、一貫して環境問題に取り組んできた著者が、その知見を余すところなく注ぎ込んだ、地球環境問題と日本との「過去・現在・そして未来」。
「私が半世紀ほど真剣に取り組んできた「環境の危機」は、もはや破局的と言ってもよい状況に達しつつある。
異常気象の頻発、台風の破壊力の増大、海水の酸性化、土地利用の激変、微量の化学物質が蝕み続ける人体、またその陰での生き物たちの急速な減少や種の絶滅が、人々も気づかないうちに、静かに、確実に進行している。
まさに私たちは、時限爆弾が破裂するのを知らずに経済成長の夢を見続けているようだ」。
「その害を最小限に食い止めるには、持続可能な「環境文明」社会を創るしかない、しかも、これまでのように他人頼み、お上頼みではなく、市民が自分事として、また次世代のために立ち上がらなければ、その成功はない」(――本書「まえがき」より)。
【著者紹介】[著]加藤 三郎(かとう・さぶろう)1939年、東京生まれ。
東京大学工学系大学院卒業。
1966年、厚生省(公害課)に入省。
1971年、環境庁設立に伴い同庁へ出向。
1990年、同庁地球環境部初代部長に就任。
1993年に退官するまで、公害対策基本法、環境基本法、国連人間環境会議と「地球サミット」への準備など、日本の公害・環境行政の根幹を定める仕事に携わる。
退官後、ただちに現在の環境文明研究所ならびに認定NPO法人環境文明21の前身組織を設立。
以後、NGO・NPOの立場から環境に対する広範囲な提言を発し続けている。




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