トヨタ「家元組織」革命――世界が学ぶ永続企業の「思想・技・所作」
【内容紹介】逆風でも最高益。
「トヨタ一強の秘密」は、日本の伝統的組織づくりにあった!世界一の自動車会社であるトヨタ自動車の社長、豊田章男の経営とリーダーシップについて検証を試みた一冊。
伝説の投資家として知られる阿部修平 スパークス・グループ社長とアナリストチームが、豊田章男社長をはじめ取締役や技術者たちまでを2年の歳月をかけて密着取材。
生産台数も販売台数も減っているなか、最高益を出せた理由は豊田章男社長が築いた組織づくりとその進化にあった。
組織づくりの核となる、現代人が忘れた日本独自の「思想・技・所作」。
そして、一人ひとりの個人が成長する「家元」組織とは何か?<日本独自の歴史を持ちながら現代の大企業では例を見ない家元組織>――本書では、知られざるリーダーシップと永続的な組織づくりを初めて解き明かす。
【著者紹介】[著]阿部 修平(あべ・しゅうへい)スパークス・グループ株式会社 代表取締役社長、グループCEO。
スパークス・アセット・マネジメント株式会社 代表取締役社長、CEO。
1954年北海道札幌市生まれ。
1978年上智大学経済学部卒業。
1980年にバブソンカレッジでMBA取得。
帰国後、株式会社野村総合研究所入社。
企業調査アナリストとして日本株の個別企業調査業務に従事。
その後、1982年4月にノムラ・セキュリティーズ・インターナショナル(ニューヨーク)に出向し、米国機関投資家向けの日本株のセールス業務に従事。
1985年、アベ・キャピタル・リサーチを設立(ニューヨーク)。
クウォンタムファンド等欧米資金による日本株の投資運用・助言業務を行うとともに、欧米の個人資産家の資産運用を行う。
1989年に帰国後、スパークス投資顧問(現スパークス・グループ株式会社)を設立、代表取締役社長に就任(現任)。
2005年ハーバード大学ビジネススクールでAMP修了。
2011年に政府のエネルギー・環境会議コスト等検証委員会委員、2012年に需給検証委員会委員に就任。
2012年に株式会社国際協力銀行(JBIC)リスク・アドバイザリー委員会委員に就任。
著書に『株しかない』(幻冬舎)『暴落を買え!』(ビジネス社)、『株式投資の王道 プロの目利きに学ぶ「良い会社」の見分け方』(日経BP 共著、小宮 一慶)などがある。
【目次抜粋】第一部?知られざるトヨタの変貌第二部?仕事には「思想、技、所作」がある 第一章 改革の思考法と実践法 第二章 なぜ危機の芽は見えなくなるのか 第三章 トヨタの源流を再発見する旅第三部?家元経営への道 第四章 危機の時の所作 第五章 家元革命――象の鼻と足だけを見て、象を語るなかれ 第六章「家元組織」への改革第四部?未来をつくる発想と行動
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