ハワード・ベッカーのアート・ワールド論を参照しながらピエール・ブルデューの「場」の概念を批判的に検証し、細分化した社会(科)学の統一性を回復する可能性を析出する。<br />ポスト・ブルデューとして注目を集めるライールによる、厚みある社会学理論の成果。<br />