筑前福岡藩の儒者・貝原益軒が、和漢の古典をひもとき、自身84歳の見聞を加味して日常万般の健康法を説く。<br />1713年の初版以来、日本人が愛読してやまない江戸中期の名著。<br />「精気をばもらさずして、ただしばしば交接すべし」(接シテ泄サズ)の金言は、あまりにも有名。<br />