日本から男の子を育てる場所が消えていく
子どもというものは本来、カラダを十分に使って遊ぶもの。
とりわけ男の子となれば。
しかし、町から空き地が消え、子どもたちの遊ぶ声が消えてから久しい。
以前は、ボーイスカウトといえば男の子の憧れの組織であった。
そのボーイスカウトがいまや会員数や協賛金の激減などで、存続の崖っぷちに立たされているという。
本来、野営を中心に「男が男であるための」訓練を施してきたボーイスカウトガ、女子の入会を許したりして、その存在意義を問われている。
日本から男の子を育てる場所がなくなっているのだ。
本書では、現代の子どもたちを取り巻く危機と社会の状況を、ボーイスカウトが果たしてきた役割とからめてあぶり出す。
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