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牧子、還暦過ぎてチューボーに入る

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10年前、重篤な病気で緊急手術、2週間の意識不明。
臨死体験までした著者が「食は命」と改心し、おうちごはんを作るまで。
◎電子特別版《カラーイラスト&写真、収録》2008年、雪の盛岡で、急性動脈疾患と心臓病に倒れ、13時間に及ぶ緊急手術。
その後、二週間の意識不明で生死の境をさまよった著者。
誰もが最悪の事態を覚悟した。
が、奇跡的に生還し、そこで医師から日頃の食生活の大切さをこんこんと諭される。
それまで仕事がらみの外食&美食三昧。
大根を切る暇があれば原稿を書く、という生活だった。
が、大病を体験し、食は命と直結していることに気づいてからは、家にいる限りおうちごはんを作る。
『食べるのは好き、飲むのも好き、料理は嫌い』という本まで出し、 料理嫌いを公言してはばからなかった著者が、一転、だしをひき、ベランダで野菜やハーブを育て、パンを焼くまでに。
飲み会、接待、出張続きで健康に不安を抱えるビジネスマンも、子どもも育ち上がったから、もうごはんは作りたくない! と叫んでいる主婦も、今一度、家庭料理を見直そう。
臨死体験までして身にしみた著者が語る、病気にならない食生活。
内館 牧子(うちだてまきこ):1948年秋田市生まれの東京育ち。
武蔵野美術大学卒業後、13年のOL生活を経て、88年脚本家としてデビュー。
テレビドラマの代表作に『ひらり』「毛利元就』など多数。
小説家、エッセイストとしても活躍し、近著に『どうせ死ぬんだから』『終わった人』(ともに講談社)、『大相撲の不思議』(潮出版)などがある。
2000年より10年間、日本相撲協会の横綱審議委員を務め、2003年、大相撲研究のために東北大学大学院に入学。
2006年3月修了。




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