カレーの匂いがわからなくなったら読む本
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日本人は60歳から嗅覚の衰えが始まるが、そのことに気づく人はほとんどいない。
カレーの匂いは嗅覚低下のバロメーターとなる!「カレーの匂いぐらいわかるよ! 」「カレーに鼻を近づければ匂いがわかると思うけど」「カレーの匂いもわからないかもしれない」 さて、あなたはどれにあてはまりますか? 「カレーの匂いぐらいわかるよ! 」と思っている方、本当ですか? 日本人は60歳になると嗅覚が衰えていくことがわかりました。
しかし、嗅覚の衰えに気づいている人はほとんどいません。
視覚や聴覚と違って、嗅覚の低下に気づくことは簡単ではないからです。
「カレーに鼻を近づければ匂いがわかると思うけど」「カレーの匂いもわからないかもしれない」という方、嗅覚低下には、様々な病気が隠れていることもあり、食中毒や火災など命の危険に遭う恐れもあります。
その一方で、嗅覚細胞は死滅しても回復することができる、稀な神経細胞であるということもわかってきたのです。
本書では、嗅覚セルフチェックのやり方とともに、嗅ぐ力を回復させる嗅覚トレーニングを紹介しています。
嗅覚低下の心配がある人も、そうでない人も、今すぐできる嗅覚トレーニングで嗅覚アップ、脳を活性化させることをおすすめします。
★Contents Part1 嗅ぐ力は60歳から衰える Part2 嗅ぐ力と認知症 Part3 嗅ぐ力のトレーニング Part4 嗅覚外来では何をするの? Part5 嗅覚と味覚の深い関係三輪 高喜(みわたかき):金沢医科大学耳鼻咽喉科学 教授1983年富山医科薬科大学卒業。
1989年金沢大学大学院修了。
医学博士。
専門分野は耳鼻咽喉科学。
主な研究テーマは嗅覚・味覚障害の臨床、基礎研究。
日本鼻科学会「嗅覚障害診療ガイドライン」作成委員会委員長。
2015年より金沢医科大学病院副院長、2016年より金沢医科大学副学長。
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