尼寺三光院の毎日やさい精進料理
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忙しい尼寺で食べられてきたシンプルでかんたんな四季の野菜定番料理を紹介。
だしにごまかされない野菜本来の味がわかります。
おいしい精進料理が食べられると評判なのが、東京・武蔵小金井にある尼寺・三光院。
その三光院の絶対食べたくなる、定番やさい料理を季節ごとに紹介。
忙しい尼寺ならではのシンプルかつ四季折々の野菜の特徴を生かした料理をたっぷり紹介。
野菜の扱い方など、丁寧に暮らしたい人に向けた素材の情報、仏教行事の中での頂き方など、知恵も身につきます。
教えてくださる西井先生はもともとフレンチの有名人。
日本料理に転身し、現在は三光院で料理をつくるという大変ユニークな経歴。
ずっとフレンチだったからこそ、精進料理の優れている点も教えてくださいます。
春は、たけのこと糸こんにゃくの木の芽和え、みつばのおひたし、新ジャガイモのころころ煮、夏は押しきゅうりの酢の物、ししとう油炒め、秋はなすの田楽、里芋のふり柚子、冬は大根の煮物、ほうれん草の根のごま和えなど、じょうずにできたらうれしい、長く食べ続けたい料理ばかりです。
西井 香春(にしいこうしゅん):1944年生まれ。
新疆ウイグル自治区生まれ。
戦後横浜で育ち、16才のとき従姉妹で女優の岸恵子さんのいるパリへ単身渡仏。
そこでフランス料理やフランス語を学びながら、岸さんのマネージメントにも携わる。
パリと日本を行き来しながら、日本でフランス料理を教え、NHK「きょうの料理」や婦人誌にも登場。
文化人や政財界のVIPが集うワインサロンも大変人気だった。
その後、東京の武蔵小金井にある尼寺の臨済宗 泰元山三光院で精進料理と出会い、星野香栄禅尼に料理の後継者として指名される。
「きょうの料理」や雑誌の取材多数。
NHK学園でも精進料理を長年教えている。
三光院は京都に7つある天皇家や宮家の子女が入る尼門跡寺院の一つである嵯峨野・曇華院から初代住職を招いたことにより、室町時代から続く御所料理である「竹之御所流精進料理」の流れをくむ料理が伝わり、月替りでその一部の料理がいただける。
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