認知症 笑顔がよみがえる治し方
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認知症は「治らない」とされていますが、その人にあった治療と対応で、改善は可能です。
専門医のアドバイスと豊富な実例を紹介。
●認知症は「治らない」「改善しない」と言われることが多い病気です。
●認知症の症状には、ひどいもの忘れ、徘徊、妄想、虚言、排泄のトラブルなど、さまざまなものがあります。
その対応に家族が困り果て、疲れきってしまうことも少なくありません。
●さまざまな薬も開発されていますが、効果は限られているうえ、副作用のため十分に使用できない場合や、かえって症状を悪化させてしまう場合さえもあります。
●しかし、患者さんそれぞれの症状をよく見きわめ、それぞれに合った治療と対応を行えば、認知症の症状を改善することができます。
著者の松野晋太郎医師は、長年にわたり認知症の専門医として、さまざまな患者さんの症状を改善させてきています。
豊富な実例と、具体的な治療とアドバイスで、認知症の改善の方法を紹介します。
松野 晋太郎(マツノシンタロウ):市川フォレストクリニック院長。
2002年宮崎医科大学卒業後、千葉大学医学部第三内科(現循環器内科)に入局。
千葉県立東金病院内科、船橋市立医療センター循環器科、千葉大学大学院医学研究院循環病態医科学、千葉大学病院循環器内科勤務を経て、2013年から認知症治療をスタート。
2013年より国保匝瑳(そうさ)市民病院内科外来にて認知症外来を新規開設。
2015年に市川市にて認知症治療専門クリニックを開設。
2015年より認知症しあわせ介護研究会主催で開催してきたドクターマツノ認知症ゼミは50回を越えるほか、全国各地で認知症セミナーを開催している。
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