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小説 曲直瀬道三

信長、秀吉、光秀の命を預かり、家康に医術を授けた名医がいた。
誰も書けなかったその生涯がついに長編化! いつ寝首を掻かれるかしれない戦国の世である。
敵の大将を診ている医者に身を預ける行為は危険極まりないはずであった。
しかし、多くの武将らが曲直瀬道三を頼ったという。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三傑をはじめ、天皇、足利将軍のほか、毛利元就、細川晴元、明智光秀、さらには千利休などが軒並み列挙される。
よほど医術に長け、さらに人間的に信頼されていたにちがいない。
わたしは医学・薬学の世界を執筆の分野と決めて、日本の医学史を紐解くうち曲直瀬道三に出会った。
患者を診察し、病態をつかみ、薬を処方するという、今日行なわれている、この当たり前の医療を実践、体系化したのが道三だった。
その上、初めての民間医学校を建設、多数の門人を育てている。
市井の人々から多くの武将まで、わけへだてなく診た曲直瀬道三という医者は一体何者なのか。
わたしはその生涯に深く興味を持った。
それが本書を執筆する出発点だった。
(「あとがき」より)




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