バス旅の醍醐味は、安いこと、楽なこと、時間を味わえること。<br />寝ているあいだに目的地に到着する「どこでもドア」のような深夜バス。<br />昔利用していた路線バスは、懐かしい記憶を呼び起こす「タイムマシーン」になる。<br />マレーシアで体験した大揺れの阿鼻叫喚バスから、高速バスでの日本縦断挑戦まで、笑いあり、切なさありの魅惑のバス旅エッセイ。<br />