携帯とおさいふと鍵だけ持って外に出れば、いつでも知り合いに会えた――。<br />自由に夢を見られる雰囲気が残った街、下北沢に惹かれ家族で越してきた。<br />本屋「B&B」と小冊子を作り、おもちゃ屋「2丁目3番地」で息子のフィギュアを真剣に選び、カレー屋「マジックスパイス」で元気を補充。<br />小さい街の大きなあたたかさに包まれ暮らした愛の記録。<br />