世界保健機関(WHO)のガイドラインが推奨する塩分摂取量が、成人1日あたり5グラム未満にもかかわらず、わが国の平均的な会社員の食事はゆうに15グラムを超える。<br />塩分の摂りすぎは心疾患や脳卒中、腎結石、骨粗鬆症、胃がんなど重大な病気を招く原因となる。<br />まずは厚生労働省が推奨する男性8グラム、女性7グラムに抑えるためにどうすればよいか。<br />外食での注意点と、家庭での食事について献立の考え方から味つけまで、知恵と工夫が満載の一冊。<br />