薬物売人
田代まさし氏への覚醒剤譲渡で二〇一〇年に逮捕され、懲役三年の実刑判決を受けた著者は、六本木のバーを拠点にあらゆる違法薬物を売り捌いていた。
客は、金のある日本人。
会社員もたくさんいた。
マリファナの客は、癒しを求めて、コカインの客は、創造性のために、週末だけシャブをキメる客も多かった。
しかし、楽しむための薬物は、いつしか生きるために欠かせなくなり、人生を破滅させる。
自らも依存症だった元売人が明かす、取引が始まるきっかけ、受け渡し法、人間の壊れ方――。
逮捕から更生までを赤裸々に描く。
更新中です。しばらくお待ちください。