ぐにゃり東京 アンダークラスの漂流地図
都市の「歪み」。
21世紀の底辺社会、そこに生きる下層民たちの実態を浮き彫りにする。
派遣フリーターとして都内の出版社や印刷所で働きながら目にした21世紀の底辺社会、そこに生きる下層民たちの実態を浮き彫りにする。
新宿で生まれ育った著者の軽妙な筆致で、経済成長によって生じた「歪み」を都市の記憶とともに描く。
【著者】平井玄1952年、新宿2丁目生まれ。
批評家・エッセイスト。
音楽・思想・社会等幅広い領域を独自の視覚で論じる。
早稲田大学文学部抹籍。
早稲田大学文学部非常勤講師を経て、東京藝術大学の非常勤講師等を務めた。
80年代からジャズを中心とする音楽の批評やプロデュースをはじめ、映画、パレスチナ音楽の紹介、フリーター運動など、様々な社会運動に携わる。
現在も新宿に在住。
主著『ミッキーマウスのプロレタリア宣言』(太田出版、2005年)、『愛と憎しみの新宿――半径一キロの日本近代史』(ちくま新書、2010年)ほか。
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