ドキュメント「みなさまのNHK」 公共放送の原点から
「公共放送」とは何かを問い直す。
グリコ・森永事件、北朝鮮残留孤児、昭和天皇逝去などNHK報道番組制作のなかで体感した、「公共放送」が大きく変質しはじめた1980年代を捉え返す。
コミュニティFMなど新たな放送を担う市民メディアについても言及、公共放送とは何かを問う。
【著者】津田正夫1943年、金沢市生まれ。
1966年、NHK入局。
福井・岐阜・名古屋・東京で、主として報道番組ディレクター、番組開発プロデューサーなどに携わる。
1995年〜東邦学園短期大学教授、2002年〜2013年立命館大学産業社会学部教授。
世界のパブリック・アクセス制度の調査と紹介に努める。
市民メディアの制度化を提案。
岐阜市NPO「てにておラジオ」代表。
主著『ネット時代のパブリック・アクセス』(共編著、世界思想社)、『テレビ・ジャーナリズムの現在』(編著、現代書館)など。
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