カムイの言霊 物語が織り成すアイヌ文様
人生を美しくするカムイの物語は、アイヌ民族が語り継いできた生命と自然の真理。
神(カムイ)と自然と人間(アイヌ)が混然一体となって織り成されたアイヌ文化は、様々な詩や物語などに編まれ、口承により受け継がれてきた。
山本多助エカシによる意訳詩のほか、アイヌ・モシリの創世神話、ヒグマなどカムイが語る昔話も多数掲載。
アイヌ口承文化の「聞き手」から「語り部」となったチカップ美恵子が贈る、「カムイの言霊」。
【著者】チカップ美恵子1948年釧路市生まれ。
アイヌ文様刺繍家。
油彩画、アニメーション彩色を経て、アイヌ文様刺繍作家に。
著書に『風のめぐみ』(御茶ノ水書房)、『アイヌ文様刺繍のこころ』(岩波ブックレット)、『アイヌ・モシリの風』(日本放送出版協会)、『月のしづくが輝く夜に』(現代書館)、『森と大地の言い伝え』(北海道新聞社)。
共著に『first fishu:first people』(ワシントン州立大学出版)、『山姥たちの物語』(学藝書林)。
2002年第6回女性文化賞受賞(高良留美子創設)。
2010年死去。
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