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10年後の福島からあなたへ

原発事故は私たちから何を奪い、何を残したのか「私たちはいま、静かに怒りを燃やす東北の鬼です」--自然とともに生きる生活の豊かさと、それを奪われた悲しみ、分断されていく故郷への思い。
事故責任を問う運動の先頭に立ってきた著者が10年にわたり綴った福島の実像。
【目次】はじめに何が豊かな暮らしなのか、 どれが一人ひとりが幸せになれる価値観なのか東北の鬼どんぐりの森から新しい道生きる尊厳を奪われないいま、福島から訴えたいこと福島原発事故は終わらない置き去りにされた都市問題と福島のいま福島で生きる若いあなたへ女たち命の大行進in京都スタートライン原発事故が私たちから奪うものは……東電福島原発事故刑事訴訟のいま海の日に寄せて放射能安全神話と原発事故の責任深い憤りと悲しみの中から世界の皆さまへ[寄稿]福島から--きちんと絶望すること、そこから次の道を見出すこと (ノーマ・フィールド)おわりに【著者】武藤類子1953年生まれ。
福島県三春町在住。
養護学校教員などを経て、2003年に開業した里山喫茶「燦(きらら)」を営みながら反原発運動に取り組む。




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