地球が燃えている 気候崩壊から人類を救うグリーン・ニューディールの提言
気候危機が要請する新しい社会ビジョン--世界的ジャーナリストが提言!気候変動=温暖化に歯止めがかからなくなるまで、人類に残された時間はあと10年--。
化石燃料を使い尽くし、戦争と格差を生み出す略奪型資本主義から脱炭素社会への大転換を可能にする「グリーン・ニューディール」政策の具体的ビジョンを示した、全人類必読の書。
【目次】序章──「私たちは山火事だ」1 世界に開いた穴2 資本主義と気候の対決3 地球工学──観測気球を上げる4 「政治革命だけが頼みの綱」と科学が言うとき5 気候の時間軸 vs. 永遠の現在6 自分だけで世界を救おうとしなくてもいい7 ラディカルな教皇庁?8 奴らは溺れさせておけ──温暖化する世界における他者化の暴力9 「リープ」がめざす飛躍──「無限の資源という神話」を終わらせる10 ホットな地球のホットテイク11 煙の季節12 この歴史的瞬間に懸かっているもの13 気候対策の機運を殺いだのは「人間の本性」ではない14 プエルトリコの災害に「自然」なものは何もない15 社会運動がグリーン・ニューディールの運命を左右する16 グリーン・ニューディールにおけるアートの役割エピローグ──「グリーン・ニューディール」推進の要旨【著者】ナオミ・クライン1970年カナダ生まれのジャーナリスト、作家、活動家。
著書『ブランドなんか、いらない』、『ショック・ドクトリン』ほか。
中野真紀子「デモクラシー・ナウ!ジャパン」代表、翻訳業関房江翻訳者、バイリンガル・リサーチャー
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