奈良 こだわりの美食GUIDE 至福のランチ&ディナー
★ 心満たされるひと時が愉しめる、こだわりの味とすてきな空間を詳しくご紹介します!★ 一度は行きたい老舗の名店から、本当は教えたくない穴場まで「全54軒」!!★ お値打ちの本格コースメニュー。
★ 心に残る洗練された逸品。
★ 一度は訪れたいスペシャルな空間。
★ ここだけの地元素材を味わう。
◆◇◆ 本書について ◆◇◆明治から昭和にかけて活躍した文人の志賀直哉は、奈良をこよなく愛したひとり。
大正14年から13年間、奈良の高畑に住み、その邸宅は文化人たちの集うところとなり、「高畑サロン」と呼ばれました。
その直哉が、随筆『奈良』の中に記した「奈良にうまいものなし」という言葉はあまりに有名。
これが独り歩きして、80年以上経った今でも「奈良は食べ物がまずいところだ」という間違った認識を生じてしまいました。
直哉は同じく『奈良』の中で、「とにかく奈良は美しいところだ。
自然が美しく残っていて建築も美しい。
そしてその二つが互いに溶け合っている点は、他に比べるものがない。
今の奈良は、広大な平城京の一部分でしかないが、名画の残欠が美しいと同様に美しい」(筆者訳)と述べています。
実は直哉の言葉が、奈良の食シーンを語るうえで、とても重要なものなのです。
本書に収録した美食どころは全部で54軒。
奈良の歴史、風土、そして食材を心から慈しむ料理人たちのお店です。
奈良にお住まいの方はもとより、観光や仕事で奈良を訪れた方は、ぜひともそうした料理人たちの気持ちを受け止めたうえで、美味しい奈良をお召し上がりいただきたい。
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