2001年、2007年、2013年と3回にわたり1万人をこえる高校生の意識調査（福岡、大阪、東京の高校生を対象）。<br />3回目には震災と原発事故の新しい質問事項が設けられた。<br />本書から現代高校生の興味深い意識のあり方が浮かび上がる。<br />たとえば（1）若者のモラルの低下は見られない（2）友人関係は希薄化していない（3）保守化の進行が顕著など。<br />データからビビッドな若者像が析出される。<br />
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