音楽仲間との死別を経験し、生きるとは何かを考え続ける著者の最新エッセイ集。<br />恋愛しつつ、音楽活動を通して生きる。<br />なぜ歌うのか。<br />「僕に才能はない。<br />技術もない。<br />……昔も今も音楽で生活できたことは一度もない……歌わなければ、誰かとつながりを持っていなければ、自分は犯罪者になってしまいそうだからである」。<br />文庫オリジナル。<br />