2011年デビュー10周年を迎えた著者の、創作の原点がわかる、第一エッセイ集。<br />じたばたと考え、小説を書き、小説を読み、記憶をさぐり、そして日常を送る……。<br />世界のなにに注目し、それをどう描いていくのか。<br />新鮮な驚きと独特のこだわりに満ちた、長嶋有ワールドは、どんなに短いエッセイでも健在。<br />文庫化にあたり、書き下ろしエッセイを追加。<br />