「無常観を主題とした遁世者の随筆」と言われがちな「徒然草」。<br />でも昔の人だって、簡単に世を捨てられたわけではありません。<br />作者の兼好はどんな社会と人間関係に生きたのか。<br />当時の文脈に置きなおすことで、本当の姿が見えてきます。<br />