日本の右傾化が進んでいると言われて久しい。<br />実際、ヘイトスピーチや改憲潮流、日本会議など、それを示す事例には事欠かない。<br />ならば日本社会は、全般的に右傾化が進んでいるのか? 本書ではその全体像を明らかにすべく、ジャーナリストから研究者まで第一級の書き手が結集。<br />「社会」「政治と市民」「国家と教育」「家族と女性」「言論と報道」「宗教」の六分野において、それぞれ実態を明らかにしていく。<br />いま、もっとも包括的にして最良の「右傾化」研究の書である。<br />