現在のドイツの源流になった神聖ローマ帝国。<br />その初代皇帝・オットー1世の人生は戦いにまみれたものだった。<br />身内からの反乱にイタリア遠征、そして強敵ハンガリーとの戦争。<br />オットー1世の生涯を辿ることで、中世ヨーロッパが見えてくる。<br />【本書の内容】●五賢帝時代からハインリヒ一世の登場まで●父ハインリヒの遺産●兄と弟の反乱●第一次イタリア遠征●息子リウドルフの反乱●レヒフェルトの戦い●第二次イタリア遠征●皇帝戴冠●束の間の帰郷●第三次イタリア遠征●ビザンツ帝国との対立●帰郷、そして死