本書は、昭和31年(1956)3月16日金曜日に開かれた「第24回国会 衆議院内閣委員会公聴会」の記録です。<br />意見を聴いた案件は「憲法調査会法案について」(法案提出者は時の自由民主党幹事長・岸信介ほか60名)。<br />改憲派、護憲派ともにガチンコの議論を展開。<br />論旨はじつにわかりやすく、議場の緊迫した空気も伝わってきます。<br />白熱の論戦を読みやすく編集し、昭和史研究の第一人者である保阪正康氏の解説を付しました。<br />