人と同じように世界もタイプで分けるとわかりやすい。<br />日本社会型(全体共同体)、西洋社会型(上個人下共同体)、中国社会型(上共同体下個人)、インド社会型(資格共同体)、古代ユダヤ〈イスラム〉社会(資格共同体)型。<br />実はいま常識と考えられていること、たとえば「個人の自由が重要」なども西洋社会固有の考え方にすぎない。<br /> 第一線で活躍する神学者が類型論によって世界を相対化する。<br />