1603年の開幕の頃、江戸は、東の卑小な要塞でした。<br />徳川家は、雅都・京師に負けない町をつくろうと考えた。<br />東の比叡山「東叡山」こと寛永寺、東の琵琶湖「不忍池」、清水寺を真似た「清水堂」、三十三間堂、大仏などを次々とつくり、江戸の威厳を創出しようとしたのです。<br />そのほか様々な施設が、次々と江戸に配置されていきます。<br />本書は、江戸の風景を再現し、そこにこめられた意味を読み解。<br />江戸散策ガイドにもなります。<br />