増加の一途をたどる子どもへの「虐待」。<br />気づいたら子どもを叩いてしまう、叩いてしまう自分を抑えられない……。<br />そんな母親は、自分も子どもの頃に母親から叩かれたことに気づけず、不安と孤独の中にいる。<br />「MY TREE ペアレンツ・プログラム」での実例を紹介しながら、「独り」から始めて自分を取り戻すための道を探っていく本書は、人知れず苦しんでいる母親たちにヒントを贈りたい、という思いとともに書かれた。<br />