本書は、『未来の年表』の続編である。<br />ベストセラーの続編というのは大抵、前著の余勢を駆った「二匹目のどじょう狙い」である。<br />しかし、本書は決して二番煎じをしようというものではない。<br />「人口減少カレンダー」だけでは、少子高齢化という巨大なモンスターの全貌をとらえるには限界があった。<br />だから今回は、全く違うアプローチで迫る。<br />