官僚の家に生まれ、長女として一家を支えた慈禧(じき)。<br />16歳で清朝第9代皇帝の側室となり、やがて幼い息子が帝位を継ぐと、後見として政治家の頭角を現していく。<br />しかし、息子は若くして病のために崩御してしまう。<br />妹の子供を養子に迎えた慈禧は、光緒帝となったその息子の後見として返り咲き、宮廷内の政治に手腕を発揮する。<br />誰もなしえなかった長期的な統治の秘密を、膨大な記録をもとに明らかにする!