知的障害/発達障害のある子の育て方
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ひと目でわかるイラスト図解《講談社 健康ライブラリースペシャル》【これからに備えて、いまできること】よそのお子さんはとっくにできていることが、うちの子はまだできない。
「ママ」や「パパ」という言葉を口にしない。
簡単な会話も成立しない。
何度注意しても走り回る――親が育てにくさを強く感じているお子さんには、発達のかたより(発達障害の傾向)や、発達の遅れ(知的な遅れ)があると考えられる場合が少なくありません。
育てにくさの背景にあるのは、知的発達の遅れだったり、自閉症スペクトラムやADHDといった発達障害の特性だったりします。
知的障害が認められても、程度が軽ければ、乳幼児期には「のんびりした子」などとして見過ごされていることもあります。
また知的障害のお子さんのなかには、自閉症スペクトラムやADHDの特性がみられることも多くあり、子育ての困難さ、負担感がより一層高まりやすくなります。
本書では、知的障害や発達障害への理解を深めながら、保護者に求められるかかわり方を示していきます。
今、お子さんが必要としていることはなにか、育ちを伸ばし支えるためにどう対応していけばよいか、具体的な働きかけ方を紹介します。
【主なポイント】*「育てにくさ」と「言葉」に気がかりなサインが*知的障害と自閉症スペクトラム・ADHD・LDの関係*特性ごとに障害名は違うが重なり合うことも*就学前は問題なくても就学後に「勉強」でつまずきやすい*進学・就労への道筋はいろいろある*言葉かけの基本、指示は「はっきり、短く、具体的に」*制度や福祉サービスの活用は、子育て支援を担当する窓口で相談を*パニック、じっとしていられない……。
困った行動に対処するヒント【監修者プロフィール】■徳田克己(とくだ・かつみ) 筑波大学医学医療系教授、教育学博士、臨床心理士。
専門は子ども支援学、子育て支援学、気になる子どもの保育。
筑波大学発ベンチャー企業「子ども支援研究所」の所長として、各地で講演をおこない、育児に悩むお母さんやお父さんからの相談に応じている。
『具体的な対応がわかる 気になる子の保育――発達障害を理解し、保育するために』(チャイルド本社)、『こうすればうまくいく!知的障害のある子どもの保育』(中央法規出版)など、著書、監修書多数。
■水野智美(みずの・ともみ)筑波大学医学医療系准教授、博士(学術)、臨床心理士。
「子ども支援研究所」副所長。
『はじめよう! 障害理解教育――子どもの発達段階に沿った指導計画と授業例』(図書文化社)、『こうすればうまくいく!自閉症スペクトラムの子どもの保育』(中央法規出版)など著書多数。
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