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戦争の中国古代史

群雄割拠! 殷・周・春秋戦国時代に繰り広げられた古代中国の戦争を軸に、「中華帝国」誕生の前史を明らかにする画期的入門書。
「中国」形成史、あるいは華夷思想の形成は国内外の学会でホットなテーマである。
また秦の滅亡から漢王朝成立までの過程は、近年日本で活発に研究が発表されている。
本書ではこれら最新の研究の成果を随所に取り入れていく。
そしての戦争やその意義だけでなく、軍制、長城などの軍事施設、兵器、軍事にまつわる儀礼や思想、軍事に関わった人物、末端の兵士の状況など、軍事全般を各時代ごとに見ていくことで、文字通り「戦争の中国古代史」を総合的に描き出していくことにしたい。
――「まえがき」より【本書の構成】序章:戦争の起源第一章:殷王朝 旬に憂い亡きか第二章:西周王朝 溥天の下、王土に非ざる莫し第三章:春秋時代 「国際秩序」の形成第四章:戦国時代 帝国への道第五章:秦漢王朝 「中国」の形を求めて終章:「中国」の行く末




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