新体系・大学数学 入門の教科書
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高校までの数学と大学数学のギャップは大きい。
ε‐δ論法や1次独立・1次従属など、新しい言葉や定義が立て続けに出てきて、抽象的な概念の理解を要求される。
大学数学は他の学問と比べて、最初の一歩をよく理解することが極めて重要である。
そこさえクリアすれば、じつに楽しい学びの世界が広がっている。
本書は、冒頭で述べたようなギャップを埋めることを主な目的として、さらに、大学数学の導入部分の簡単なガイドを兼ねることも目標とする、まさに入門の教科書である。
上下2巻を読まれた暁には、大学数学全般の入門部分を一通りつかめるように構成してある。
下巻【もくじ】6章 群・環・体の入り口6・1 偶置換・奇置換の一意性と演算6・2 群とはどのようなものか6・3 環と体はどのようなものか7章 線形空間と行列7・1 線形空間と次元7・2 線形写像から導入する行列8章 行列と行列式8・1 行列8・2 連立1次方程式8・3 行列式9章 固有値と実対称行列の対角化9・1 固有値9・2 実計量線形空間と実対称行列の対角化10章 統計の基礎にある数学上の勘所10・1 異色な分布であるポアソン分布10・2 多変量解析と距離の概念・分散共分散行列10・3 正規分布の面積が1であることの証明補章 代数学の基本定理の証明(上巻のもくじ)1章 集合・写像と同値類1・1 「1対1の対応」と整数誕生1・2 集合と論理1・3 写像1・4 集合の濃度とカントールの対角線論法1・5 同値関係と同値類2章 離散数学の入り口2・1 「数えること」に3種類:帰納的,2通り,対称性2・2 知り合いの関係から理解するグラフ理論2・3 整数条件が強力なデザイン論2・4 ISBN記号による誤り検出と符号理論3章 極限の概念3・1 「すべて」と「ある」の用法と開区間・閉区間3・2 実数の連続性3・3 数列の極限3・4 関数の極限とε-δ論法3・5 関数の連続性4章 微分学入門4・1 微分に関する基礎的定理4・2 テイラーの定理4・3 不定形の極限値5章 積分学入門5・1 積分の導入5・2 有理関数の積分5・3 広義積分補章 アルキメデスの取り尽くし法による円の面積公式の証明
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