経営者が陥る株価割高のジレンマ
一見すると、株価の上昇は経営者にとって歓迎すべき事態だと思える。
しかし、企業の潜在能力を超える評価を得てしまった時、それが悲劇的な結末につながることも少なくない。
市場からの過度の期待に応えるためだけに、成果の乏しい設備投資や見栄えだけはよいM&Aに手を出したり、時には不正行為に手を染めたりするケースが後を絶たないのである。
投資家の短期的な要望に踊らされることなく、真に価値創造を伴う長期的成長を実現するために、経営者は何をすべきなのだろうか。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2016年9月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。
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