多様なメンバーの「違い」に気づく技術
チームで仕事をする場合、時に意見が対立するのは必然である。
ただしメンバーのさまざまな違いを、仕事始めの前に明らかにしておけば、破滅的な対立を回避できる。
筆者たちは25年間の研究や調査に基づいて、このための具体的な方法を開発した。
人物の見方、行動の仕方、話し方、考え方、感じ方の5つの領域に重点を置いた会話法である。
リーダーが会話の進行役を務めながら、メンバーに対して、嗜好や期待を表明して摩擦が起きやすい領域を特定し、異なる期待を持った人々がうまくやっていくための提言を考えるよう促すのだ。
これによりチームは信頼の基礎を築き、協力のための基本ルールを定めることができる。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2016年12月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。
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