やっかいな交渉相手に公正な提案をさせる方法
保険金請求や企業買収などの交渉で、関係当事者双方が合理的な提案を持って話し合いに臨めば、それぞれにメリットがある。
スタート地点が現実的なら、双方の提案もある程度は足並みが揃いやすいだろうし、その後の交渉も比較的丁寧、迅速、公正になるはずだ。
とはいえ、こちらが最初から公正になろうとしても、相手も同じとは限らない。
どうすれば向こうにも合理的になってもらえるのか。
解決策として筆者らは、「最終提案仲裁チャレンジ」という新たな交渉戦略を考案した。
不合理な相手と交渉する時でも、公正な合意に効率よく到達できる戦略である。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2017年6月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。
更新中です。しばらくお待ちください。