高齢化社会にかかわる古典としていまなお必読の書。<br />1970年代に、人口構造が激変する様相とその帰結について論じ、年金基金が最大の資本家になることを指摘した。<br />年金ファンド、積み立て不足、運用の失敗、問題化する公務員年金……21世紀に噴出した問題をこの時点で指摘した、ドラッカーの慧眼ぶりを示す作品。<br />