課題設定は意志から始まる
現在の延長線上に未来はないといわれて久しいが、政府も企業もいまだに、リニア(線形)思考から脱け出せていない。
いま求められているのは、複雑な物事を安易な方法で単純化して、わかった気持ちになることではない。
現実世界の複雑性を受け入れながら、真に向き合うべき課題を見抜いたうえで、創造的な解決策を導くことである。
本書では、建築の世界に身を置いたのち、マッキンゼー・アンド・カンパニーの東京支社長を務め、現在は東京大学で社会人プログラムを運営し、「社会システム・デザイン」の訓練を行う横山禎徳氏が、課題設定の要諦を論じる。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2018年2月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。
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