好奇心を称え合う文化のつくり方
オンライン調査のサービスを提供するサーベイモンキーは、デイブ・ゴールドバーグの下、飛躍的な成長を遂げていたが、そのさなかの2015年5月にゴールドバーグが急死する。
それを引き継いだのが、以前から同社の取締役であり、ゴールドバーグの親友であった本稿の筆者、ザンダー・ルーリーである。
2016年1月にCEOに就任したルーリーは、トップを失った従業員へのケアに配慮しつつ、停滞気味だった同社の事業を刷新し、さらに企業文化の明確化に手をつける。
従業員への調査から明らかになったのは、同社にとっての「好奇心」の重要性で、ルーリーは、これを引き出す方策を考えるとともに、好奇心を称える企業文化づくりに力を入れてきた。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2019年6月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。
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