企業の信頼はガバナンス経営から始まる
不祥事の根源的な原因は、人間の本性にある。
人間は弱いという部分に起因するので、不正は起きることを前提にすべきである。
また、ゲマインシャフトの文化が根強い日本では、共同体の意識や論理が優先する問題もある。
社会規範からのチェックが入るシステムが不可欠である。
経営のトップにおけるコーポレートガバナンスからボトムの人事制度まで、制度を再設計し、機能させることが、企業の信頼を担保する道の第一歩となる。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2019年12月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。
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