キリンは選ばれ続けるブランドをつくる
キリンビールが顧客価値を重視した組織として大きく変貌しつつある。
主力ブランド「一番搾り」の缶ビール販売はリニューアル後、3年連続で成長を果たし、第三のビールとして発売した「本麒麟」も大ヒットを続けている。
長年2位だったシェアはトップの背中が見えてきた。
この背景には、競合他社をベンチマークして新商品開発を繰り返すというメーカー体質から脱却しつつあることが大きい。
顧客を第一に考え、顧客に選ばれ続けるブランドづくりを掲げて、チームで成果を上げ続けている筆者が、顧客本位のマーケティングの要諦を明かす。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2020年5月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。
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