よくわかる 経済数学入門講義 静学分析編
これまでの社会科学系の数学の教科書は、読者が理解することができても、学部教育を網羅するには不十分な内容か、もしくは学部教育に適した内容であっても、その読者のほとんどが理解できないものになってしまうという二極化が進んでいた。
そこで本書は、中学数学までの知識でも、社会科学系の学部から大学院修士課程までの数学について、読者が独学でも理解できるように配慮し、社会科学系の数学の教科書の定番になることを目指して書かれた経済数学の入門書である。
その特徴は、以下の6つになる。
(1)読者に要求される数学のレベルは中学数学のレベルで十分になっている。
(2)単元ごとに豊富な例題と詳しい解答・解説を掲載している。
(3)すべての説明に詳しい図を用いている。
(4)数式の展開を非常に丁寧に示している。
(5)数学的な証明よりも文章による納得を優先している。
(6)日本ではあまり扱われていない動学分析についても詳しく紹介している。
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