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シリア 安寧なる日々よ再び ダマスカス滞在記

初めに歴史、人々の生活、政治等についてシリアを紹介。
我が国には馴染みの薄いイスラーム社会にはラマダーンに代表される様々な異なる事柄が存在する。
人々の日々の生活振りと共にシリア社会について記述。
シリアはアサド政権と言う独裁政権下にあり、人々の生活へ圧政の影響がジワジワと浸透しつつある様子を伝える。
次に著者がシリアで行った廃棄物管理技術の改善活動に記述。
著者を受け入れるために結成された企業経営者等4名による受入れチームに触れ、極めて異例であるこの対応からシリア社会の懐の深さに想い馳せる。
折しも、隣国でイラク戦争が勃発してフセイン政権が倒れる推移をイラク人青年と注視。
著者が滞在した時から10年近くして、2011年にシリアの国民は未曽有の国難に見舞われることになった。
親しく交流した人々への感謝とその後の安否への懸念、混乱終束のためのアサド政権への提言に言及。




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