「地球はありふれた存在である」――。<br />系外惑星の相次ぐ発見により急速に進展する地球外生命探索。<br />「ハビタブル(生命居住可能領域)」の定義は変容し、いつのまにか我々は太陽系中心主義・人間原理から解放されていた。<br />日常からかけ離れた宇宙(天空)と我々の生きる世界(私)とをつなぐ視座をもつ系外惑星研究から見た、地球の一系統の枠組みにとらわれない「生命」の有り様。<br />それは宇宙・生命観のパラダイムシフトをもたらす。<br />