星空への旅
地動説や天動説、ビックバンなど「科学的」ですが、ある意味「実感的」でない宇宙観ではなく、本書は地球から見た天体の行動をそのまま考察し検証しています。
天の現象を、単に天文学的に説明するだけではなく、それを身体で実感できるようにしようというのが本書のねらいとなっています。
宇宙が人間によって地球の側から眺められ、体験されるように全体が構成されています。
このような視点で宇宙を観察する本は他には見られず、非常にユニークな内容となっています。
子どもたちに宇宙の話をする機会のある保護者の方にとってももちろん有益ですが、宇宙の不思議さや月や星の動きに興味を持つ大人にとって、目が覚めるような体験が可能な本です。
本書は1989年3月に人智学出版社より発行された『星空への旅』を復刊したものです。
復刊に際しては、発行当時の時代背景を考慮して原本をできるだけ活かすこととしましたが、監修者による若干の語句の修正が行われています。
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